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7-9歳 lower grades

小学校低学年は
永久歯への生え変わりの時期
Time to erupt into permanent teeth

歯の生え変わりは6歳ごろから始まり、
まず下の前歯の永久歯と六歳臼歯が生えてきます。
六歳臼歯は乳歯列よりも奥に生えてくるため、先に抜ける乳歯はありません。
歯ぐきが盛り上がったり、うっすら白くなったりする現象は
六歳臼歯が生える前兆です。お子様によっては歯ぐきに痛みを感じる場合もあります。
その場合は食事の種類に注意しましょう。
乳歯と永久歯が混ざる混合歯列期は、歯の高さがデコボコになるため、
歯ブラシの毛先が以前よりも当たりにくくなります。
磨き残しが多くなると虫歯のリスクも上がるため、
丁寧なお手入れを心がけましょう。

当グループで行う
虫歯予防について

  • フッ素塗布

    フッ素には、再石灰化作用(表面が溶かされ始めた歯を修復する力)の促進や、エナメル質の強化、菌の働きを抑制する働きがあります。虫歯のリスクが高く、一度発症すると進行も早い乳歯だからこそ定期的なフッ素塗布がおすすめです。

    最近ではフッ素入りの歯磨き粉も存在しますが、歯科医院で取り扱うフッ素よりも濃度が低く、高い予防効果は期待できません。そのため、ご自宅ではフッ素入りの歯磨き粉を使い、定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けるのが理想です。1回だけの処置ではしっかりとした効果は期待できませんので、ぜひ定期検診のタイミングでお受けください。

  • シーラント

    シーラントは、噛み合わせの溝を専用の詰め物で埋める処置です。虫歯治療のように歯を削る必要がなく痛みもありません。機械を使って歯の表面を磨く工程があるため、ある程度お口の中を触られることに慣れているお子様が対象です。

    溝が深い乳歯や虫歯になりやすい六歳臼歯にシーラントをすることで、噛み合わせ面の虫歯を防ぐことができます。

  • 定期検診

    定期検診は虫歯やその他のトラブルの早期発見や早期治療に役立つだけでなく、普段落とせない汚れを除去できるため、着色や口臭予防にも効果的です。また、お口の状態に合わせて仕上げ磨きのポイントも分かりやすくお伝えしています。

    将来的にお子様が自らすすんで歯科医院に通えるよう、定期検診は習慣化することが大切です。

symptoms 混合歯列期に見られるお口の症状

乳歯と永久歯が混ざる混合歯列期は、歯がしっかりと並んでいる時期にはない症状や現象がおこる傾向にあります。
慌てないためにもポイントや対処法をおさえておきましょう。

  1. 乳歯の晩期残存

    生え変わりの時期になっても乳歯が抜けない状態を指します。基本的に1年以上たっても抜けていない場合は晩期残存症として診断され、レントゲン検査をして永久歯を確認後、抜歯をおこないます。乳歯が残っている状態で永久歯が側から生えてきた場合も、早めの抜歯が必要です。

  2. 舌突出癖による開咬

    舌を前に押し出す癖があると、歯が内側から圧がかかった状態が続いて徐々に斜めに倒れていき、前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」とよばれる歯並びに変化します。見た目に支障をきたすだけでなく、発音障害や、口の中が乾きやすくなることで虫歯や歯周病、口臭のリスクも高まります。舌の癖はトレーニングで改善することが可能ですので、お気軽にご相談ください。

  3. みにくいアヒルの子の時代
    (すきっ歯)

    生え変わりの時期は歯並びがデコボコになるため「みにくいアヒルの子の時代」といわれることがあります。誰もが経験することではありますが、本人にとっては外見が大きく変化することで気になってしまい、うまく笑えないというケースも少なくありません。前向きな気持ちで乗り越えるためには、精神的なケアやサポートも必要です。

仕上げ磨きは
まだまだ必要

大人は歯科への関心が高い方が多く、ご自身の歯に異常があると比較的早く見つけることが可能です。しかし、小学校低学年のお子様の場合は好奇心が旺盛で発見が多い時期でもあるため、お口の健康になかなか意識が向きません。

痛みがあると隠したがる子も多いことから、注意が必要です。お口トラブルを悪化させないためにも、できるだけ仕上げ磨きは毎日おこない、お口全体の様子を確認するようにしましょう。

小学校低学年から矯正治療を
始めるメリット

小学校低学年から始められる小児矯正では、顎骨の成長を利用しておこなうため、成人矯正にくらべて痛みがありません。専用の装置を使って徐々に顎骨を広げていき、これから生えてくる永久歯が自然にきれいに並ぶようサポートします。

上下の顎のバランスが整うため噛み合わせの改善に効果があり、成人矯正での抜歯のリスクもおさえることが可能です。治療内容によっては唇や舌の癖の改善にも役立つため、メリットは多いといえるでしょう。上下の前歯4本が永久歯に生え変わったら小児矯正をはじめるベストなタイミングですので、お子様の今後の歯並びを良くしたい方や、唇や舌の癖が気になるという方は、ぜひ当グループまでご相談ください。

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